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うたた寝できる理容室

増税の影響を予測する

目次

1 増税の影響を予測

2 お客様の動きの変化

3 ニーズと価値観

4 価値観を高めていく

5 世間のニーズに

6 価値観は1つではない

増税前のメニュー改正

1 増税の影響を予測する

年収別消費税負担額

令和元年10月1日より消費税が8%から10%に変わります。そがわには実際にどのような影響があるでしょうか?増税の影響を予測しながら、影響を見越してメニュー改定の必要性を考えましょう。
増税の影響は、変わったその日から、確実にお客様や私たちの消費に影響を与えます。当たり前ですが公平に一律2%の増税が行われますので、所得が多く消費の多い人ほど負担額は多く、また、所得の低い人ほど負担割合は大きくなります。
単純にメニューを改定すればよいという訳ではなく、お客様の本当に必要なメニューを予測しご提案しなければ、お客様の支持を失いかねません。

2 お客様の動きにどのような変化が

増税が施行されると、消費は冷え込むことが考えられます。影響はあまりないのではないかという人もいますが、手取りが減少しますので、影響がないとは到底考えられません。
消費税増税は頭では理解していても、お客様が値上がり感を持たれてしまうのは否めません。それはお客様の動向に確実に変化として現れます。
①客単価減少…増税後1~2ヶ月で現れるように。
②来店サイクル延長…増税後2~3か月で感じられるように。
③失客…増税後5~6か月でわかるように。
半年の段階で気づいても手遅れです。国にかわってお預かりする消費税によっての失客は馬鹿馬鹿しいの一言です。
しかし同業者皆同じなので、逆に戦略的に活用することで、競合他店からのお客様を獲得するのはチャンスかもしれませんね。
何もせず、8%から10%になると、お客様は技術の内容が変わっていないのに割高になったと感じてしまいます。割高感を感じさせないようなメニュー提案が必要です。

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3 ニーズと価値観

2019年春節(中国の旧正月)に来日した中国人旅行者の消費額は2018年に比べ減少したそうです。景気の変動もありますが、旅行者が買い物をするだけでなく、サービスや付加価値に意識が向いた結果のようです。
ただ売るだけでなくサービスや付加価値に力を入れた店舗の売り上げは、2018年よりも増加。様々な情報から変化を読み、旅行者ニーズの変化に対応できた店舗が売り上げを伸ばしています。
このようにニーズと価値観は違います。バクガイの旅行者はたくさん買い物をしてくれるはずと店舗の価値観を決めつけ、ニーズをつかみ切れず期待した売り上げは上げられません。またサービスや付加価値を考えずニーズの発掘を怠った店舗も同様に期待した売り上げはあげられません。

4 価値観を高めていく事ができるか

そがわ新メニューも、それがお客様のニーズに合ったメニューでなければ期待した成果を上げられずお客様の支持を失うことに繋がってしまいます。
たとえばBASARAエステと育毛スパ、コースメニューと使用する店販商品を陳列しても、お客様のニーズに合わなければ、ゼロからニーズを発掘していかなければなりません。コツコツとエステや育毛スパの良さをお客様にお伝えし、影響していく努力が必要です。
お客様のニーズと従来の店の価値観にあわせて、方向性を変えずに価値観を伸ばしていける事が一番理想的な新メニューです。
少子高齢化の影響から理美容ビューティ人口の減少が囁かれ、理美容室の激減にまた至っていない今、この消費税の増税は業界の変革のキッカケになる可能性を秘めています。

必要とされる理容室づくり

 

5 世間のニーズにどう合わせるか

積極的にお金を使いたい費目の推移

来店されるお客様のニーズを知る為には、世間一般に今どのような生活思考をされている人が多いかを知る必要があります。
「生活者一万人アンケート調査」は1万人以上の15~69歳(2015年からは15~79歳に拡大)の男女を調査対象にしたデータです。
その中で「積極的にお金を使いたい費目の推移(複数回答)」は、どのような費目に対してお金を使いたいと思う傾向にあるかがわかる調査資料です。
図を見ると「旅行」と「趣味・レクリエーション」にお金をかけるのではなく、「食料品」「外食」「人とのつきあい・交際費」「子供の教育」にお金をかけたい傾向が見られます。イベントに浪費することを控え、実生活で充実感を感じたい今のニーズの現れだと考えられます。
今現在のニーズの一つに【実生活を少しでも良いものにしたい】というものがあります。景気が良い実感がなく、将来に対しての不安は消えない現状から、贅沢はできないけれど少しだけお金を使って充実した日々を送りたいという行動思考に現れています。

6 価値観は1つではない

たとえば、普段ランチで1000円以上使うと「贅沢してしまった」と思う人もいれば、ランチで5000円のお寿司を食べても贅沢と思わない人もいます。金額ではなく誰と一緒に食べるかに価値観を感じる人もいます。
必ずしも金額の大きい小さいでは判断できないのが、その人それぞれが持つ価値観です。価値観は仮に素晴らしいものだったとしても、お客様が必要と感じ共有できなければ、お客様にとってすばらしいものになりません。
「あなたにこの施術を受ける」「あなたからこの商品を購入する」その行為が支払う金額以上の満足感を与えてくれてお客様自身が納得できれば、高額な金額でも満足してお支払いされます。

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