髪には周期があって、生えたら伸び続けてばかりではなく成長→退行→休止を一本一本が交代で繰り返します。
男性は成長期5~6年→退行期2~3週間→休止期2~3ヵ月周期です。
85歳までに17回の生えかわりになる訳ですね。動物たちは一斉に生えかわりがありますが、人間は、季節で生えかわることはありません。
さて髪は、約10万本あります。90%(9万本)が成長期。なんと、残りの10%(1万本)は退行して休止期!交代で1万本休止する事が正常な状態です。
そして、この正常な周期から計算すると、1日当たり50本生えかわる事になります。成長した髪の毛がこの位抜けるのは、自然な生理現象ですから心配しないでください。
しかし、細くて短い髪の毛が抜けている場合は、成長期が短くなって下図のAGAサイクルへと進行しています!
休止期は、新毛が形成される大切な時期。休止期の期間が長くなると、新毛の本数が減り、「薄毛」に繋がります。休止期における毛乳頭を活性化することが重要になります。
毛乳頭が毛包を引き寄せ、初めて新毛形成の為の【毛芽】が作られます。初期成長期の毛包を誘引する因子が、体内酵素である【アルカリフォスファターゼAlkaline Phosphatase(ALP)】です。
この因子ALPの発現促進効果があることが見つかったのが、アンズ果汁由来成分であるAPコンプレックス。このAPコンプレックスを与えることで、休止期に毛乳頭が毛包を誘引する能力を高め毛芽形成を促し新毛が誕生します。
本数が少なく、視覚的に薄毛の方は、休止期間が半年以上になり毛穴の休眠率が15%(15,000本)にまで増加しています。5,000本ほど多く休止している状態を10%(1万本)のベストな状態に戻さなければなりません。
3か月間の休止期の終わり
毛乳頭が毛包を引き寄せ開始
初期成長期に入り
毛包を誘引して【毛芽】形成
成長期5年間か開始
新毛が形成され旧毛を押し出す