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うたた寝できる理容室
心遣いの敬語

相手を敬っていることを表わすには、

(1)相手の行為そのものをていねいに言い表す。
お客様の物、考えや行動には尊敬語を用いる
(2)自分がへり下ることで相手への敬意を示す。
自分の物、考えや行動には謙譲語を用いる
(3)言葉や会話全体をていねいに話す。
基本的に丁寧語、最低でも「ですます」で会話する

この3通りの表現方法があります。

(1) 尊敬語

相手の動作や状態をていねいに表現することで、
相手を尊重する気持ちを表わします。
「・・・・・・れる」、「・・・・・・られる」、「お(ご)・・・・・・になる」
   
(2) 謙譲(けんじょう)語

自分の動作や状態を、一歩退いた立場から表現します。
「・・・・・・させていただく」、「お(ご)・・・・・・する」
 
(3) ていねい語

物事全般をていねいに言い表します。
「・・・・・・ございます」、「・・・・・・ませ」
最低でも「ですます」で会話する

この3つは、それぞれ使いかたが決まっています。
その約束事を守って使わないと、相手に対して失礼な言葉づかいになり、逆効果になってしまうので注意しましょう。

相手の立場を認め、スムーズでうるおいのある人間関係を保つもの、それが心遣いの敬語です。