うたた寝できる理容室
言葉遣いは心遣い

態度も表情も、相手にはあなたの意志を伝えてくれますが、コミュニケーションのもっとも大切な手段は、なんといっても言葉づかいです。
態度は、あなたの心の表われですが、すてきな態度は、好ましい話し方と密接に関係しています。
話し方で、あなたの人柄がわかるのです。

たとえば、だらしのない格好で、きちんとした言葉がつかえるでしょうか。
相手のことを思わないで、心の通った話し方や、本当のコミュニケーションが生まれるでしょうか？

それはムリです。
相手への、心遣いから発し、表情、姿勢、動作、すべてがともなってこそ、言葉は生きてくるのです。

「ウッソーッ！」、「ホントニー！？」、「ヤダー！」などを、相手をわきまえずに、平気で連発している人がいます。
言葉の貧しさを、さらけ出しているなにものでもありません。ほかに正しい言葉づかいがあるはずです。
友だちと話をしているときは別として、「センスある言葉づかい」を目指してください。
きちんとした仕事は、流行語の交し合いからは生まれてきません。

「それでぇ～」、「わたしがぁ～」、「――でぇ～す」、
子どものころから、こんな話し方をしてきた人に、キチンと話しましょう、と言っても難しいかも知れません。
しかし、この話し方は説得力がないばかりか、ダラダラした感じを与え、接客サービスの言葉遣いとしては、不適当な言葉なんだということも、覚えておきましょう。