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AGAとは
アンドロジェネティック アロペシア

■AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で男性型脱毛性のことです。思春期以降、急激に増える男性ホルモンの影響により、遺伝的素因を有する前頭部から頭頂部にかけての髪が細くなり薄毛化する症状です。
薄毛の多くの人が発症しているAGA、その原因は、体の中にあります。
AGAを発症すると毛髪サイクルが乱れ、髪の成長期が短縮します。その結果、髪が軟毛化(ミニチュア化)し薄毛状態になります。
ヘアサイクルが乱れ毛包が細くなる、ミニチュア化現象が起こる。

ミニチュア化が進み成長期に移行しない毛が増え毛髪数が減少

成長期にある髪が少なくなり、退行期、休止期の髪が多くなる。

髪の成長が不十分で活動を休止した髪が多くなり薄毛が進行。
AGAは加齢とともに進行します。だから早めの対策が必要です。

DHTとは
ジヒドロテストステロン

AGA(男性型脱毛症)は思春期を過ぎた男性によく見られる症状で、額の生え際から後退していくタイプ、頭頂部から薄くなるタイプ、これらの混合タイプなどさまざまな脱毛パターンがあります。原因はまだ解明されていない部分も多いのですが、男性ホルモンが大きく関わっていることが解っています。
男性ホルモンの中で主なものはテストステロンです。テストステロンは、ほとんどが睾丸でつくられ、血液で毛根の細胞質まで送られます。そして、毛根の細胞質にある5αリダクターゼという酵素により、強力な脱毛ホルモンであるDHTに変換されます。DHTは、テストステロンよりもホルモン活性が10~30倍も強い男性ホルモンで、毛乳頭のレセプター(受容体)と結合し、毛母細胞の活 動を低下させます。そのため、髪の毛は充分に成長しきる前に抜けてしまい、抜け替わるたびにだんだん細くなって、頭皮が透けて見えるようになります。ま た、DHTによって毛母細胞の活動が抑制されると、栄養が必要ないと判断され血流が低下すると考えられています。
さらに、男性型脱毛症の方の大半は、脂漏性(しろうせい)脱毛症を併発します。DHTに皮脂腺を刺激する性質があり刺激された皮脂腺から過剰に分泌された皮脂が、毛穴の中の古い角質と混ざり合い、毛穴をふさいで髪の成長を妨げます。 さらに、皮脂による汚れで頭皮に炎症をひきおこすと抜け毛増加の原因になります。
DHTは、胎児期には男性胎児の外性器の正常な分化という重要な役割を果たしますが、思春期以降には、男性型脱毛、前立腺肥大、ニキビなど好ましくない症状を引き起こします。