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AGA
AndroGenetic Alopecia
アンドロジェネティックアロペシア
(男性型脱毛症)

【症状】

AGAとはAndrogeneticAlopeciaの略で男性型脱毛症のことです。思春期以降、急激に増える男性ホルモンの影響により、遺伝的素因を有する前頭部から頭頂部にかけての髪が細くなり薄毛化する症状です。


【原因】

男性ホルモンのテストステロンが還元酵素5αリダクターゼの作用により、ジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、このDHTが髪の成長サイクルを狂わすことで薄毛化すると言われています。

円形脱毛症

【症状】

前触れもなく、突然円形や卵型に髪の毛が抜けます。脱毛箇所は1ヵ所のものから頭髪全体に抜けるもの、さらに眉毛や体毛など全身の毛が抜けるものまであります。


【原因】

ストレスにより胃潰瘍や十二指腸潰瘍が起こるのは良く知られています。これは血管が収縮してその部分の粘膜が死ぬことにより潰瘍(穴が開く)の状態になります。過度のストレスにより同様のことが頭皮でも起こると言われています。また免疫異常も原因と言われています。

粃糠(ひこう)性脱毛症
脂漏(しろう)性脱毛症

【症状】

フケが増え、毛穴がつまって、毛根部の活動が悪くなり、抜け毛が増えます。


【原因】

脂質の高い食事などにより血液中のコレステロール濃度が高まり、皮脂の分泌が多くなり脂漏性皮膚炎になります。脂漏性皮膚炎になるとフケが多くなり、毛穴がつまることにより抜け毛が増加します。

機械性脱毛症

【症状】

額の左右の生え際が後退します。


【原因】

髪の毛を長年引っ張ていると毛包が萎縮し脱毛の原因になります。また界面活性剤などを含むシャンプーの大量使用やドライヤーやブラッシングのかけすぎなど過度のヘアケアも脱毛の原因になります。

抜毛症
(トリコチロマニア )

【症状】

無意識のうちに自分で毛を抜いたり。髪をすり合わせたりして毛を抜き取ってしまうために生じる脱毛症です。


【原因】

小学生ぐらいに子供に多く見られる病気です。咬爪症や吸指症、チックなどと類似していて欲求不満や精神的不安定などが原因でできる症状です。

薬剤による脱毛

【症状】

抗癌剤などの副作用で頭皮全体の毛が抜け落ち薄くなります。


【原因】

ガン治療の目的で使用される抗癌剤やC型肝炎の治療などで使用されるインターフェロンなどの副作用のひとつです。これらの治療薬はガン細胞などの新陳代謝が活発な細胞を殺しますが、同時に細胞分裂が活発な毛母細胞にも働いてしまいます。