毎日シャンプー?
シャンプーは毎日することが基本です。顔や体を毎日洗うように頭皮の汚れも毎日洗い落とさなければなりません。頭皮は汗・皮脂の分泌が盛んなため、特にこまめに洗う必要があります。
また頭皮が汚れていると育毛剤の吸収も悪くなり効果半減 です。一般的に毎日シャンプーと、髪を傷める事につながると考えられ勝ちですが、そのように考えるよりも毎日シャンプーをしても頭皮に負担を与えないようなシャンプー剤を選ぶことが非常に大切です。
また爪を立てて洗ったり、すすぎが不充分であったり等シャンプー方法に問題がないかどうかも確認する必要があります。モーニングシャンプーも抜毛を進行させます。
髪の毛は毎日洗っても大丈夫ですか?のページもご覧ください。
すすぎ時に温冷効果を出すために温湯とぬるま湯を交互にかけてすすぐ方法もあります。また入浴時には、脂っぽさを残さないために、シャンプーを最後にしてそのままでるようにすれば、入浴中の余分な汗や皮脂の分泌をおさえられ効果的ですのでおすすめです。
抜け毛・薄毛
正常な方が毎日シャンプーをしている場合、シャンプー時の抜毛は25~50本です。それ以上の抜毛がある場合は異常脱毛が発生していると判定されます。
また、抜毛の本数が少ない場合でも短い産毛のような毛髪が抜ける場合は要注意です。髪の一本一本には寿命(ヘアサイクル)があり、男性では2~5年、女性では3~7年の間成長を続け抜けていくものです。
短い毛が抜けるのは毛髪がヘアサイクルを終えないうちに、何らかの理由で抜けてしまったからです。
自然脱毛根
ブラッシングで抜けた自然脱毛根から簡単に毛髪の異常が確認できます。毛根部をつるつるの鏡の表面につけてみてください。
ヘアサイクルを終えた正常な脱毛根は毛母細胞の活動が休止し角化して硬くなっているために、鏡の表面につくことはありません。異常脱毛根はヘアサイクルが終わって抜けたのではなく、毛根の周囲の環境が悪くなった為に抜けてしまったものです。
毛母細胞は環境次第で活動できる状態にあり角化していない為に鏡に付きます。
育毛剤
育毛剤は頭皮から吸収されますが、大量に塗布しても吸収される量は限られています。一度に大量に使えばいかにも効き目がありそうだと勘違いしやすいのですが本当は少量でも、毎日規則的に使用することが効果を高める秘訣なのです。
今まで育毛剤の効果に不満を持っていた人の多くは、規則的な使用をしていなかったというデータがあります。育毛は気長に根気よく続ける事が肝心です。使用頻度に加え、頭皮を清潔に保つ事と、育毛剤を塗布したら頭皮のマッサージが最も大切です。
「カニ」「ヘッドホン」「イソギンチャク」 組み手マッサージ方法
フケ・かゆみ
フケ
フケは頭皮のあかのようなものですが、ふけ症として目立つ場合は、頭皮の新陳代謝が異常になっていることが原因でありそのままにしておくと脱毛につながります。
●拡大した8種類の頭皮所見をご覧ください。
◆フケの原因としては
【1】シャンプー回数の不足
【2】粗悪なシャンプー剤の使用
【3】シャンプー方法の間違い(頭皮に傷をつける・すすぎが不充分)
【4】生活の不規則。体調異常
【5】整髪剤の使いすぎ
かゆみ
フケの発生とともにかゆみが多くなります。これは頭皮に炎症が発生している為であり、脱毛にもつながります。かいてしまうと頭皮に傷をつけてしまい余計に炎症を広げることになりますのでご注意下さい。
適当な育毛処置をおすすめします。フケかゆみは脱毛が多くなる前兆として現れる症状です。現在薄毛で悩んでいる方に聞くと、脱毛が気になりだしたころ、フケ・かゆみも多くなってきたことが確認されています。
●拡大した8種類の頭皮所見をご覧ください。
睡眠時間
睡眠時間が短くなればなるほど、精神的なストレスの解消が困難です。特に深夜(12時以降)起きていることは自律神経の異常(交感神経の異常緊張)につながります。
現代はストレス時代と呼ばれ、皆、大なり小なりストレスを抱えています。ストレスが高じてくると頭皮にゆとりがなくなり、脂っぽくなってきます。それによって血行が悪くなり、抜毛の増加につながるのです。どんなに良い育毛剤を使用しても、基本的な生活態度を正常に戻す努力をしないと効果は期待できません。
シャンプーも夜行う事が必要です。それは髪は夜中に成長するため、頭皮を清潔にしておく必要があるからです。また、朝のシャンプーは忙しく行われ、汚れを取り去るよりスタイル作りが目的になり充分なすすぎも行われなくなり、毛穴にシャンプー剤が残りやすくなってしまいます。
スポーツ
日常生活においては、使う筋肉が限られています。それによって体のバランスが崩れ精神の緊張、血行の不良を招き、脱毛へとつながります。「スポーツ」と大袈裟に考えなくてもお風呂上りや寝る前に軽い体操をしてバランスの回復をしておくことが大切です。
また適度な体の疲労は、ストレス解消につながり、気持ちよく寝る為にも必要です。ただし、激しすぎる運動は、体に有害な活性酸素を多量に発生させ、皮膚の老化を早めますので軽く汗ばむ程度の運動がベストです。
タバコ・お酒
タバコ
煙草を吸うと血行が悪くなり皮膚温が0.6~1度位下がります。もちろん頭皮にも同様の影響があります。血行が悪くなって健康を損なう元になりまた、胃酸の分泌を促進するので、空腹時は胃を傷めます。特に朝、起き抜けの喫煙は避け、できれば午前中は吸わないようにすると負担が小さく抑えられます。喫煙場所も不便で不自由なタバコはこの際やめませんか?
お酒
一番良くない飲み方は、習慣的に毎日欠かさず飲むことです。1週間に連続で2日間飲まない日を設定してください。酒の種類では、できるだけ日本酒のような醸造酒は控えめにして、ウイスキー焼酎のような蒸留酒に切りかえることをお勧めします。醸造酒は糖分が比較的多いため体内に入るとそれが脂分となり蓄積され頭皮が脂っぽくなる原因となります。
味付け・刺激物(香辛料)
味付け
濃い味付けのものは、主に塩分が多く酸性のものが多い傾向があります。人間の体はアルカリ性体質を保っている時が安定しており、酸性食品の摂りすぎは、血行不良、精神の緊張状態につながります。
刺激物(香辛料)
香辛料は一見血行を良くすることに役立ちそうに思われますが、その効果は一時的なものです。むしろ胃腸に負担をかける要素となり興奮状態を作り、頭皮の健康状態を悪くします。(頭皮が張り、脂っぽくなります)
食事の時間
毛髪の成長を促す栄養も食物から摂取されます。規則正しい食事は円滑な栄養補給の為に必要です。食事時間が不規則になると胃腸に負担がかかり栄養の吸収にアンバランスが生じます。特に悪い例は夜寝る直前に食事をした為に朝胃がもたれて朝食を抜いてしまったりする悪循環です。寝る3時間前までに食事を済ませるように心掛けましょう。
AGA
はげは遺伝する?これは「はげる」という遺伝子があるわけではなく「はげやすい体質」が遺伝するのです。さらに後天的な要素(生活環境・好みなど)が加わって脱毛が進行するのであり、遺伝だと言ってあきらめる必要はありません。むしろ、自分の力でどうにもできない先天的な要因より努力次第で変えられる後天的な要因のほうが大きいので、早期発見し、いち早く育毛処置を始める事が大切です。
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